函館ラサール大辞典

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「し」用語一覧

『ジャン＝バティスト・ド・ラ・サール』

いわずとしれたラサール会の創設者、1651年フランス北部ランスにて誕生し、1678年カトリック司祭に。 1684年には12人の教師とともに青少年の教育を目的とするラ・サール修道会を創立した。さらには 1685年ランスに世界初とされる師範学校を設立、1699年工芸学校設立と近代教育の先駆者として、革新的な教育法を実践し青少年教育に尽力した。また、カトリックの聖人で、「世界の教育者の保護者」の称号をもちバチカン市国のサンピエトロ大聖堂の大理石の柱に彫られた１２人の聖人の一人で、その像のレプリカが函館ラサールの中庭に存在する、さらに前に胸像があり、玄関に肖像画がある。函館ラサールでは「ラサール賛歌」なるものでラサールを大絶賛するときがある。たしかにジャン＝バティスト・ド・ラ・サールはすばらしい人物だが、彼が理想とする「ラサールスピリッツ」はおそらく、この極東の田舎街には伝わっていない。1719年ルーアンにて死去