ハガクレ★カフェ　ミーハー歴史用語辞典

ハガクレ★カフェ　ミーハー歴史用語辞典

「う」用語一覧

『　初　陣　』

武士の子が初めて出る合戦のことを初陣（ういじん）という

だいたい元服してからなので、14歳くらいで初陣

最初っから負け戦だと笑いものになるので、だいたい勝てる戦をチョイスして出陣した

『　宇佐八幡神託事件　』

奈良時代、道鏡というお坊さんが大好きだった孝謙女帝

「アタシ、子供もいないしぃー。だったら次の天皇を大好きな道鏡ちゃんにやらせたいわぁ」と、考えた孝謙女帝

ソノ頃、九州の宇佐八幡というトコで「道鏡を天皇にすれば日本は平和になりますよ」という噂が

孝謙女帝は「ソノ噂を確かめてこい！」と、和気清麻呂（わけのきよまろ）という家来に命令

が、その和気清麻呂は道鏡が大嫌いだったので、みんなの前で「あの噂はデマでした。やっぱり天皇は皇族が継ぐのがいいみたいです」と大々的に発表
おかげで道鏡は天皇になりそこねたのでした

ちなみに和気清麻呂は孝謙女帝に超嫌われて、名前を「和気清麻呂」から「和気穢麻呂（わけのきたなまろ）に改名させられた

『　乳母　』

昔のお偉いさんの家は、子供を自分で子育てせず、優秀な女性や血筋のいい女性に子供の面倒をみさせてた

子供を見る役目が「乳母」
そのうち乳母は強力な権力を持ち始める

なんせ自分が母親の代わりに育てた子が偉くなると、必然的にその乳母の一族ものしあがっていくのだ

ちなみに有名な乳母は春日局や比企尼など

『 埋木舎　』

井伊直弼が住んでいた家の名前

日の光を受けることなく終わるはずだったのに、なぜか大老にまで上り詰めた

『　うつけ　』

バカな奴のこと

代表的なうつけは織田信長

蝮の道三は信長のことをうつけと思ってたけど、一度会った時「斉藤家はいづれ織田信長の下につくであろう・・・」と、言った

ホントのうつけじゃないことを見破ったらしい

『　馬廻り　』

うままわり

戦国時代において、大将の近くにいて警護する精鋭部隊のこと

『　馬　印　』

うまじるし

合戦とかで、大将の横とかに置いといて、「ここにいまっせ」という目印

ちなみに徳川家康は今までに2度だけ馬印を倒したことがある

一度目は武田信玄とのバトル「三方ヶ原の合戦」

以後、勝ち続けてたので、倒されることは無かったのに、大阪の陣で真田幸村に倒されてビビった